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　GIMPをはじめ、グラフィクスの世界で多くのチュートリアルや作例を提供しているFencepostのスクリプトに、Ocean Textというものがあります。テキストに綺麗な波様の効果を与えることができるのですが、残念ながらフォントとフォントサイズ以外の指定ができません。波の状態を設定することができないのです。そこで自分なりの手法で仕上げてみることにしました。こちらの方がはるかに自由度が高くなりますから。なお、Fencepostによる作例とスクリプトは、以下のサイトにあります。
http://fence-post.deviantart.com/art/GIMP-Ocean-Text-Scripts-78188331。

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	完成画像。
Step1-3　ブレンドの適用。 Step1-4　波紋の設定。 Step1-3　波紋の適用。 Step1-5　テキストの入力。	Step 1 　背景の作成とテキストの入力。 1/　新しい画像を作成します。 ファイル＞新しい画像 サイズ＝800×400 背景＝白 2/　新規レイヤーを作成します。 レイヤー名＝Horizon2 3/　Fencepostの作例の背景は、一目でHorizon2だと分かります。Horizon2レイヤーにブレンドを適用します。 設定： グラデーション＝Horizon2 形状＝線形 グラデーションの適用方向＝上から下 4/　Horizon2レイヤーに、波紋 を適用します。 フィルタ＞変形＞波紋 設定は左図参照。 【NOTE】　もっとグチャグチャな感じにしたいのなら、ひん曲げる フィルタを使用します。 5/　テキストを入力します。 作例では、 フォント＝Impact Condensed サイズ＝155
Step2-3　レイヤーマスクを塗りつぶす。 Step2-5　ドロップシャドーを適用後。 Step2-7　ガウシアンぼかし適用後。 Step2-8　Bevel and Embossの設定。 Step2-8　Bevel and Embossを適用して完成。 完成時のレイヤー構造。	Step 2 　仕上げ。 1/　Horizon2レイヤーに、レイヤーマスク（完全透明（黒））を追加します。 Horizon2レイヤーを右クリック＞レイヤーマスクの追加 レイヤーマスクの初期化方法＝完全透明（黒） 2/　Textレイヤーから選択範囲を作成します。 Textレイヤーを右クリック＞不透明部分を選択範囲に 3/　Horizon2レイヤーのレイヤーマスク サムネイルをクリックし、選択範囲を白で塗りつぶします。 編集＞背景色で塗りつぶす 4/　Textレイヤーの目のアイコンをクリックし非表示にします。 5/　Horizon2レイヤーのイメージ サムネイルをクリックし、ドロップシャドーを2回適用します。 フィルタ＞照明と投影＞ドロップシャドー 設定： X、Yオフセット＝共に 0 6/　Horizon2レイヤーのレイヤーマスクを適用します。 Horizon2レイヤーを右クリック＞レイヤーマスクを適用 7/　以下の設定で、Horizon2レイヤーに3回ガウシアンぼかしを適用します。 フィルタ＞ぼかし＞ガウシアンぼかし ぼかし半径＝2 8/　Horizon2レイヤーに Bevel and Emboss を適用します。 Script-Fu＞Layer Effect＞Bevel and Emboss 設定は左図参照。 完成です。
このチュートリアルで作成した実サイズの完成画像。 Fencepostのスクリプトで作成した画像。 バリエーション。大まかな作成方法は以下。 ・　背景レイヤーに青のグラデーションを適用。 ・　新規レイヤーにPastel Rainbowグラデーションを適用。 ・　ひん曲げるフィルタをPaster Rainbowを適用したレイヤーに適用。 ・　背景レイヤーとPaster Rainbow適用レイヤーとを統合。 ・　文字の入力。 ・　背景レイヤーにレイヤーマスクを追加。文字で選択範囲を作成し、レイヤーマスクを白で塗りつぶす。 ・　背景レイヤーにドロップシャドーを適用後、バンプマップを適用。